三菱商事ロジスティクスは11月15日、同社が提供する荷主と船会社をワンストップでつなぐ物流マッチングサービスを拡充したと発表した。
同サービスは2024年問題に対応に向け、地方港を活用した輸送の提案や、円安傾向の持続を見込み積極的に輸出を行う企業に資するものとして、今年10月から試験提供している。
九州(沖縄を含む)発着のFCLコンテナ貨物で10~11月の暫定期間提供しており、荷主は航路やコンテナタイプなどの情報を登録するだけで条件に合う概算の物流費・サービス提案をメールで受け取ることができる。また、海上輸送マッチング機能により各船会社の見積等を比較したり、申込みまでをシステム上で行うことも可能だ。
登録船会社は7社で、さらに世界第4位のコンテナ船腹量の海運大手・COSCO社(中国)および同20位のSeaLead社(シンガポール)が参加し、より豊富な選択肢から海上運賃を確認できるようになった。
また、要望が多かった国内作業(輸出入前後のドレー・通関等)も同サービスを通じて手配可能となり、利便性が大きく向上した。
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