三菱商事ロジスティクスは2月7日、国際コンテナ輸送料金のWeb見積りサービスを2023年10月より九州エリアで試験的に提供していたが、2024年2月よりサービスエリアを全国に拡大、機能および船社ネットワークを強化し新たにサービスを開始すると発表した。
このサービスは、サービスページ上で航路・コンテナタイプなどを入力するだけで、いつでも・かんたんに物流費を確認できるWeb見積りサービス。入力は1分で完了、会員登録・ログイン不要、さらに利用料は完全無料。
また、荷主の希望に合わせ、同社から最適な輸送サービスを提案する。船社との長年にわたる取引実績をもとに、業界を問わず荷主の個別事情に合わせた柔軟な提案を行い、最適なサプライチェーン構築に貢献する。法人なら誰でも即日利用開始できる。
対象貨物は国際コンテナ輸送貨物(FCL/危険品・リーファー・特殊コンテナにも対応) 、対象航路は全世界(輸出・輸入・三国間) 、提案範囲は国際海上輸送、国内外における通関、内陸ドレー、保管/梱包等の倉庫作業。
さらに、海上輸送に加え、日本国内の輸出入通関・内陸輸送・梱包、海外の輸出先/輸入元における通関・内陸輸送等についても詳細に問合せできるよう、サービスページを一新した。依頼する見積項目をカスタマイズできるので、必要な項目だけを抜け漏れなく、且つ簡単に選択できる。また、トライアル版では対象外としていた大型貨物、危険品、冷凍・冷蔵品についても提案が可能となった。
このサービスでは各船社より集荷需要の大きい航路情報や本船の空き状況、お得な価格情報を収集しながら、顧客に適した輸送サービス・輸送価格の提案を行う。
Webサービスのページ上には様々な特色を持つ船社によるキャンペーン情報(一部)を掲載しており、このたび新たに8社の船社が加わった。掲載船社はONE、CNC、KMTC、SINOKOR、HEUNGA、神原汽船、愛媛オーシャンライン、COSCO、EVERGREEN、CK LINE、NAMSUNG、WAN HAI、OOCL、HMM(掲載準備中)、TS LINES(掲載準備中) 、HAPAG(掲載準備中) 。
三菱商事ロジ/内航フェリー活用の2024年問題対応輸送サービス拡大