三井倉庫ホールディングスが11月13日に発表した2018年3月期第2四半期の業績は、売上高1148億4300万円(前年同期比2.7%増)、営業利益34億9200万円(49.7%増)、経常利益36億5700万円(2.6倍)、当期純利益17億9900万円(前年同期は1億3800万円の利益)だった。
物流事業は、倉庫業務において注力しているヘルスケア物流の新規取扱開始、3PL業務とサプライチェーンマネジメント業務の取扱増加といった注力分野とM&Aを通じて拡充した物流機能における取扱が増加したことに加え、既存業務も堅調であったことから増収増益となった。
経常利益は海外子会社が親会社から借り入れているドル建て借入金について現地通貨に対してドルが下落したことから為替差益が発生し、22億8100万円増の36億5700万円、親会社株主に帰属する四半期
純利益は16億6100万円増の17億9900万円となった。
通期は、前回予想を修正し、売上高2250億円(0.2%減)、営業利益65億円(11.6%増)、経常利益60億円(63.5%増)、当期純利益39億円(-)を見込んでいる。
三井倉庫HD 決算/4~6月の売上高0.6%減、営業利益37.8%減