「EC物流フォーラム2017」(LNEWS、流通ニュース、インプレスの共催)は11月14日、虎ノ門ヒルズフォーラムで開催した。
フォーラムでは、「EC物流現場の未来~二トリグループのロジスティクスと進化する物流施設~」をテーマに、ホームロジスティクスの松浦 学社長が「宅急便代は絶対に上がる。拠点政策が最重要課題の一つお値段以上、ニトリ は、物流にかかっている」と説明した。
「GLPの大型マルチテナント物流施設に最適なロボットストレージシステム-丸井EC物流センターの導入事例-」では、グローバル・ロジスティック・プロパティーズ エンジニアリング部の下川 博之シニアマネージャーが、オートストアを流山Ⅰで導入した場合のシミュレーションを紹介した。
ムービングのマルイグループWeb通販総合物流センター責任者の西尾 明が、マルイグループのオムニチャネル戦略について、ここでしか見せていない、実際の入出庫映像を披露した。
岡村製作所 物流システム営業部 東京西支店の松本 暁洋支店長がオートストアを紹介した。
『人件費は3割減! AI搭載ロボットが実現するEC物流の「省人化」「コスト減」「正確性」~物流ロボットの驚くべき導入効果、費用対効果、注意点など、全部お話します~』をテーマに、アッカ・インターナショナルの加藤 大和社長が「AI搭載ロボット導入にはサポート企業が必須だが、物流コスト(主に人件費)30%削減、ロボ台数500台(5億円)の投資で、年3億円削減できるため、2年待たずに回収できる」「保管スペースが20%増え、棚のクライアント混載が可能な管理ができる」と説明した。
『アルペンが挑む物流再編 ~物流は「戦略投資」のステージへ~』をテーマに、アルペンの河内 宏之サプライチェーン・ロジスティクス部長が「シームレスな購買体験をオムニチャネルにより2020年実現を目指す」と説明した。
「さあ、越境ECを始めよう!(自社に足りない部分をシェアリング【CLOSER】)」をテーマに、エスプール 営業本部の中川 泰エグゼクティブプロデューサー兼越境EC支援事業部長が、越境ECによくあるトラブルと越境ECに打って出る心構えを紹介した。
さらに、DHLジャパン 営業本部営業企画部サプライチェーンコンサルティングの坂東 篤スペシャリストが、実際に起こった、越境ECトラブルについて説明した。
なお、EC物流フォーラムは来年も虎ノ門ヒルズで11月13日開催を予定している。すでに次回開催の協賛企業を募っている。
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