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上組/ミャンマー・ティラワ地区港でバルクターミナル開発の事業会社設立

2017年12月11日/国際

上組は12月11日、三菱商事と地元企業とミャンマー・ティラワ地区港で穀物・飼料等バルク貨物取扱を主とするターミナル事業会社International Bulk Terminal (Thilawa)IBTT社)を設立すると発表した。

ミャンマーのキャピタル・ダイヤモンド・スター・グループ(CDSG社)のミャンマーでの合弁食品事業会社であるルビア・リミテッドが参画する。

<IBTT社バルクターミナル位置図>
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<施設全体図(イメージ)>
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上組は日本各地の自社港湾施設を活用した穀物・飼料の取扱実績と、長年のノウハウを最大限活かし、IBTT社をルビア社と共同で設立したもの。

ルビア社は同国において、国内最大シェアを持つ食品関連事業を幅広く展開している食品製造販売会社。

上組はIBTT社での港湾施設の開発・運営を通して他社に先駆けてミャンマーでのバルク貨物取扱の港湾地区での優位性を確保し、今後需要拡大が見込める食品関連物流事業取扱の足掛かりとする。

既にミャンマーに設立済みの物流会社Kamigumi-EFR Logistics(Myanmar) Co., Ltd. とこの事業とのシナジーを図り、ミャンマーでの物流事業拡大を目指す。

ミャンマーでは民主化並びに経済自由化による外資企業投資拡大を追い風に高成長が続いており、個人消費も急拡大をしている。併せて食の西洋化・多様化が進み消費量も増加を続けているが、その原料の大部分を輸入に依存している。

■概要
所在地:ティラワ港区プロットNO.30,31
敷地面積:約8万m2 
桟橋長:230m
竣工:2019年4月(予定)

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