寺田倉庫は12月14日、建築模型を1ユニット(100cm×100cm×45cm) 500円/月額で保管することができ、建築模型を写真で管理できるWEBサービス「ARCHI-DEPOT STOCK」を提供開始した。
建築模型の保管場所、披露する場所を解決でき、WEBを通じて世界中に自分の建築模型作品を発信することができる。
昨年、東京・天王洲アイルにオープンした世界でも数少ない、建築模型専門の展示施設「建築倉庫ミュージアム」での作品展示のチャンスも提供する。
永久会員登録料は1アカウントにつき9000円。模型を預けた場合、登録した模型は公開・非公開設定が選択できる。
保管料は1ユニット(100cm×100cm×45cm)500円/月、ARCHI-DEPOT STOCKサイト上で預け入れ作品を一般公開。公開設定の場合は、東京・天王洲アイル「建築倉庫ミュージアム」での企画展への出品のチャンスが得られる。
建築模型保管に最適な温湿度管理、厳重なセキュリティにより、大切な作品を安全に保管する。模型の取り出しも好きなタイミングで行うことができる。
模型を預けない場合、自身で撮影した写真を登録し、WEB上で公開可能。今後、売買機能などその他機能も随時実装予定。
サービスは今後もさまざまな機能を充実させることで、建築文化のプラットフォームを形成していくとしている。
建築模型には、建築家や設計事務所の思考のプロセス・建築文化の大切なエッセンスが込められており、デザイン・技術ともに高いクオリティを持つものとして注目を集めている。
しかし、建築家は模型作品を保管するスペースが足りない、また作品やコンセプトを披露する場所がないという課題を抱えていた。
■ARCHI-DEPOT STOCKサービス概要
https://stock.archi-depot.com
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