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カネカ/塩化ビニル樹脂を値上げ、物流コスト増も顕著

2017年12月14日/SCM・経営

カネカは12月14日、塩化ビニル樹脂の販売価格を改定し、1月16日出荷分より、キログラム当たり15円以上値上げすると発表した。

原油価格と国産ナフサ価格は上昇に転じ、原料価格およびユーティリティコストに影響を与えている。物流コストの上昇も顕著となっている。

国内では2020年の東京オリンピックに向け建設投資が本格化し、インフラ投資も更新需要を中心に活発であり、需要は堅調に推移するものと想定される。

インドをはじめとしたアジア域内でもインフラ投資が活発な状況が続き、需要は好調に推移しており、需給バランスはタイトな状況が継続している。

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