エヌ・ティ・ティ・ロジスコ(以下:NTTロジスコ)は12月26日、筋骨格系ヘルスケアのジンマー・バイオメットから、医療機器24時間緊急配送業務を受託し、11月から全国9拠点(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡、長野、金沢、高松)において業務を開始したと発表した。
NTTロジスコは、急患の緊急手術に必要な人工関節インプラント等の緊急配送を行うため、高度管理医療機器等販売業・貸与業を取得した全国9拠点で24時間365日の出荷オーダー受付に対応し、様々な配送のご要望に応じたスピーディーな出庫体制を構築した。
医療機器の24時間緊急配送業務の豊富な実績に基づいた確実なオペレーション、全国に広がる医薬品医療機器等法上の業許可取得拠点と多数の薬事関連の有資格者 、NTTロジスコ独自開発のモバイル端末からアクセス可能なクラウド型24時間緊急配送システム「novus」をジンマー・バイオメットから高い評価を得た。
複数あったジンマー・バイオメットの外部委託拠点をNTTロジスコが一括受託し、「novus」をプラットフォームとした運用を行うことで業務手順を統一した。
従来は電話・メール・FAX等で行っていた出荷指示や在庫確認と配達状況の確認がモバイル端末で可能になり、ジンマー・バイオメット様の業務の大幅な効率化が実現した。
緊急手術等の緊急ニーズに迅速に対応し、より早く緊急在庫を届けできるようになったことで、ジンマー・バイオメットの競争力向上にも貢献している。
なお、NTTロジスコ在籍の薬事関連の資格者(2017年11月末現在)は、薬剤師4名、医療機器製造業責任技術者88名、化粧品製造業責任技術者10名、医薬部外品製造業責任技術者8名、医療機器販売業営業所管理者141名。