経済産業省が12月28日に発表した11月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1586万kl、前年同月比5.9%増となった。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(661万kl、前年同月比12.5%増)、アラブ首長国連邦(395万kl、7.5%増)、カタール(126万kl、11.8%増)、クウェート(114万kl、46.0%増)、イラン(92万kl、18.7%減)、となっている。
中東依存度は90.8%、前年同月に比べ2.4ポイント増と4か月連続で前年を上回った。
燃料油の在庫は1019万kl、前年同月比4.9%増と2か月連続で前年を上回った。
油種別にみると、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、B・C重油は前年同月を上回ったが、軽油及びA重油は前年同月を下回った。