澁澤倉庫が2月7日に発表した2018年3月期第3四半期の業績は、売上高480億8300万円(前年同期比9.6%増)、営業利益26億6900万円(0.1%増)、経常利益26億9900万円(1.0%減)、当期純利益17億9900万円(1.0%減)となった。
物流事業において消費財を中心に倉庫業務、港湾運送業務、陸上運送業務、国際輸送業務の取扱いが増加したため増収となった。営業利益は、物流事業での業務拡大に伴う作業費の増加や、新業務システム稼働に伴う費用、人件費など全社費用の増加はあったものの、増益だったが、経常利益は、受取配当金の増加や、資金調達費用の減少はあったものの、持分法投資損失が増加し減益となった。
物流事業の売上高は438億9100万円(10.6%増)、営業費用は、業務拡大に伴う作業費の増加や施設賃借費用の増加などにより増加したが、営業利益は20億5600万円(10.4%増)だった。
通期は、売上高597億円(2.8%増)、営業利益33億5000万円(1.6%減)、経常利益32億8000万円(3.9%減)、当期利益21億8000万円(24.3%増)を見込んでいる。
NSユナイテッド 決算/4~6月の売上高12.5%増、営業利益0.3%増