国土交通省は2月21日、交通政策審議会海事分科会海事イノベーション部会の第5回会合を開催した。
業界ヒアリング結果を踏まえ作成された、短期的に取り組むべき課題・対応策を盛り込んだ報告書骨子案を概ね了承した
報告書骨子案では、海事生産性革命(i-Shipping&j-Ocean)として取り組んでいる革新的技術研究開発補助、日本人材の確保・育成、外国人材の活用方策等に関する今後の方向性や、自動運航船の実用化に向けたロードマップ等が示された。
委員からは、自動運航船のロードマップに船員の教育面を考慮すべき、i-Shipping と自動運航船について技術開発や人材育成等相互に関連する内容が多いため関連づけて記載すべき等の意見があった。