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栗林商船/3月期の売上高3.6%増、当期利益67.9%増

2018年05月11日/決算

栗林商船が5月11日に発表した2018年3月期決算によると、売上高459億6900万円(前年同期比3.6%増)、営業利益18億8800万円(18.6%減)、経常利益20億600万円(15.5%減)、当期利益15億2900万円(67.9%増)となった。

海運事業の内、北海道定期航路では、紙製品の減少や天候不順による農水産品の不調の影響はあったが、RORO船のスポット配船や紙製品の落ち込みを雑貨や商品車両を積極的に取り込んだことで輸送量は前年を上回った。

ただし、特に第4四半期に燃料油が上昇し収益は伸び悩んだ。近海航路については市況は大きく改善しなかったが、三国間定期航路の収益に支えられ、全体的に収益が安定した。

次期は、売上高460億円(0.1%増)、営業利益14億円(25.9%減)、経常利益16億円(20.2%減)、当期利益13億円(15.0%減)を見込んでいる。

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