国土交通省は5月14日から5月18日、ラオス国立大学で物流を専攻する学生と官民の物流関係者を対象に、実践的な講義と演習を実施する。
今回で2回目となる集中講義においても、物流専門家による物流実務の知識・ノウハウを提供し、ラオスの経済成長への貢献と我が国産業の海外展開の支援を図る。
ラオスをはじめとするアセアン地域では、経済発展に伴い物流需要が拡大する中、物流分野における人材の育成・確保が課題となっている。また、進出している日系物流事業者にとっても優秀な現地人材の確保が重要な経営上の課題となっており、この事業を通じてこれら課題の解消に取り組む。
■概要
実施時期・場所
5月14日から5月18日の5日間 ラオス国立大学
5月21日から5月22日の2日間 公共事業運輸省 訓練センター
実施対象
ラオス国立大学工学部にて物流を専攻する4年生 55名
公共事業運輸省・業界団体・民間物流事業者の実務者 25名
実施内容
講義
物流概論 (日本の3PL、通販物流、コールドチェーン物流等)
物流オペレーション(人員・顧客管理、5S、業務改善等に関する物流実務)
演習
講義内容に基づくディスカッション、プレゼンテーション