アビームコンサルティングは7月23日、物流センターを運営する企業を対象に、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が提供する生産・物流・プロセスシミュレーションソフトウェア「WITNESS」を活用したソリューション「ABeam Cloud Warehouse Simulator by WITNESS」の提供を開始した。
<Warehouse Simulator by WITNESSの特徴と効果>
「ABeam Cloud Warehouse Simulator by WITNESS」は、CTCが提供する先進的な機能と豊富な採用実績を有するシミュミレーションツール「WITNESS」をベースに、より高い操作性を実装することで、物流センターのシミュレーションモデル構築を支援するソリューション。
シミュレーションツールにアビームコンサルティングがこれまでに培った物流分野での業務知見を組み合わせ、高度な精度・表現力を維持しながら作業負荷を軽減し、短期間のモデル構築を実現する。
具体的には、一般的な物流センターモデルを構築するために必要なモジュールをあらかじめ用意し、それらを自在に組み合わせることで簡易なモデル構築を可能とする。
さらに、作業時間のばらつきや前工程からの供給波動といった倉庫稼動の変動要因がパラメーターとして事前に定義されているため、企業の担当者は設定用ファイルに値を入力するだけで高精度なモデル構築が可能となり、作業負荷の大幅な軽減を実現する。
サービス内容・規模により価格は異なるがWITNESSライセンス費用を含め500万円程度から提供する。今後物流センターを運営されている企業を対象に、初年度で10件の導入を目指す。また、このソリューションは「ABeam Cloud」を通じての利用も可能。
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