SAPジャパンは7月26日、JXTGエネルギーが、SAPのクラウド調達・購買プラットフォーム「SAP Ariba」の採用を決め、導入プロジェクトを開始すると発表した。
JXTGエネルギーは、2017年4月にJXホールディングスと東燃ゼネラル石油が統合し、その中核会社として発足した。
統合に伴い、それぞれの購買業務プロセス・フローの統一を図る必要があり、それをサポートするためのシステム導入検討を開始した。
購買業務プロセス・フロー統一による業務の効率化、購買データの見える化、データ入力・フローの制御による内部統制の強化(不正の防止)、データの共通化と活用によるコスト削減機会の発見を達成するためには、見積管理のみならず、サプライヤ選定・評価管理や契約管理、マネジメントを支えるための適切なレポート管理までをカバーできる仕組みである必要があっした。
SAP Aribaはクラウド調達・購買プラットフォームとして広い業務領域をカバーでき、調達業界トレンドを反映し、今後継続して使い続けられる製品と評価された。