寺田倉庫は8月23日、同社の「MINIKURA(ミニクラ)」がシェアリング特化型の物流プラットフォーム「minikura+」をリリースした。
minikura+では同社が運営するクラウドストレージ・スタートアップインキュベーションサービス「minikura」の独自機能である個品での状態管理(ユニーク管理)を標準実装したほか、レンタル依頼から戻りの検品状況、クリーニング、再保管までWEB上で全て完結する。
スモールビジネスから大企業の新規事業まで規模を問わず、個品管理から入出庫、保管といった必要な機能を入庫時のBC貼り付け不要、保管費用0円、配送時のシュリンク包装など、最短5分で簡単・スピーディに物流を導入できる。
昨今、シェアリングサービスが数多く誕生し、マーケットへの期待も高まっている。MINIKURAは、これまでファッションレンタルサービスのairClosetやAOKIのsuitsboxなど数々の新規サービス立ち上げに携わることで培ってきたノウハウを活かし、レンタルサービス、EC、CtoCなどあらゆる事業を主に物流面からサポートするプラットフォームとしてminikura+を構築した。
今後は多くのシェアリングサービスのサポートを目指すと同時に、買い取りやCtoCなどの二次流通市場へと機能拡大していく方針。また、新規顧客創出を図る倉庫事業者へminikura+のシステム提供を実施し、物流面の更なる強化を実施していく。
■minikura+
https://minikura-plus.com/
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