日通商事は9月11日、東京LSセンター川崎サテライトの新建屋が9月10日に竣工したと発表した。
新建屋の稼働は9月18日から。
川崎サテライトでは、設備機械と関連部品類の輸出梱包作業をメインに運営している。
建物の老朽化が進んでいたことから、これまで以上の効率的な作業や、安全面、品質面の向上の実現、より快適な作業環境と、明るく活気ある職場づくりを目指し、一部の建屋を建て替えしたもの。
施設は敷地面積2万7061m2、新建屋延床面積1万6543m2、既存建屋を含めると2万2560m2であり、国内自社施設の中では最大規模を誇る。
特徴として、外周部には庇を最大限に設けることにより、雨天時においても安全かつ迅速な貨物の積み卸しが可能となった。
様々な作業内容とレイアウト変更に対応できるよう自由度を高め、1階では床をフラットにし、ピット式バンニング場とすることで段差をなくし、従来よりも付加価値の高い作業を効率的に且つ安全に遂行できる構造としている。
車両の動線と人の動線を区分することで構内の安全規律を明確にし、建物を高断熱仕様、2階作業場に空調を完備することで、作業環境面にも配慮した。
建屋内外部には監視カメラを設置し、入退出管理システムを配備するなど、人・顧客の商品・車両に対するセキュリティーと工場内作業の可視化を実現した。
■施設概要
名称:日通商事 東京LSセンター川崎サテライト
住所:神奈川県川崎市川崎区田辺新田2-1
敷地面積:2万7061m2
延床面積:2万2560m2(既存棟含む)
主要業務:輸出梱包業務