東京エレクトロンは9月11日、宮城県と同県黒川郡大和町が工業団地として造成計画中の土地11万m2を取得すると発表した。
土地代は30億円台後半で、2021年3月の引渡しを予定している。具体的な操業規模や投資額などは現時点で未定。
新たに取得する土地は、主力のエッチング装置を開発・製造している東京エレクトロン宮城の北側に隣接。既存の敷地30万m2は工場や駐車場などとしてフルに活用されている。
東京エレクトロンは、技術革新が続き今後も大きな成長が見込まれる半導体製造装置市場で、2021年3月期を最終年度とする現中期経営計画を超えた中長期的な持続的成長を見込んでいるため、敷地を拡張し、将来的な事業拡大に備える。
<協定式、左から東京エレクトロン宮城の北山博文会長、宮城県の村井嘉浩知事、東京エレクトロンの河合利樹社長、大和町の浅野元町長>
■取得予定の土地概要
所在地:宮城県黒川郡大和町小野岩倉付近(大和リサーチパーク北側)
面積:11万1000m2
引渡時期:2021年3月(予定)