日本貨物鉄道(JR貨物)は9月14日、懸命な復旧作業の結果、9月30日から山陽線三原駅・白市駅間の運転が再開され、これに伴い貨物列車についても、同日より東福山駅・広島貨物ターミナル駅間で運転を再開することとなったと発表した。
<「平成30年7月豪雨」に伴う貨物列車運転状況(9月30日時点の予定)>
運転再開予定区間は、東福山駅(広島県)~広島貨物ターミナル駅(広島市)間(105.6km)。運転再開日は2018年9月30日(予定)。これにより「平成30年7月豪雨」の影響による貨物列車の不通区間はすべて解消され、現在実施している「列車の迂回運転」や「トラック・船舶による代行輸送」については終了する。
なお、運転再開後も徐行が必要な区間があるため遅れが発生する見込み。また、完全復旧に向けて引き続き作業をおこなう必要があることから、通常より列車本数を減らして運転する場合がある。