経済産業省が10月31日に発表した9月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1392万kl(前年同月比7.9%減)だった。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(489万kl、前年同月比13.1%減)、アラブ首長国連邦(333万kl、17.2%減)、カタール(115万kl、4.8%増)、クウェート(110万kl、16.3%減)、イラン(71万kl、31.0%減)となっている。
中東依存度は86.1%で、前年同月比3.0ポイント減と14か月ぶりに前年を下回った。
燃料油の在庫は1033万klで、前年同月比1.6%増と6か月ぶりに前年を上回った。油種別にみるとガソリン、ナフサ、軽油は前年同月を上回ったが、ジェット燃料油、灯油、A重油、B・C重油は前年同月を下回った。