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大和ハウス/岩手県北上市に3万m2のマルチテナント型物流施設建設

2019年01月21日/物流施設

大和ハウス工業は1月21日、岩手県北上市でマルチテナント型物流施設「DPL岩手北上II」を建設すると発表した。

<DPL岩手北上II外観パース>
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北上南部工業団地で2017年10月に竣工したマルチテナント型物流施設「DPL岩手北上I」(延床面積2万8000m2)が満床になったことを受け、隣接地4万7000m2に北東北最大級となる延床面積3万2000m2の大型マルチテナント物流施設を建設する。

投資額は50億円で、2月1日の着工、9月下旬の竣工、10月上旬の入居を予定している。大和ハウス工業のマルチテナント型物流施設は、東北地方で5棟目、岩手県内で2棟目。

DPL岩手北上IIでは、昨今の物流業界における市場環境の変化に伴った幅広い物流ニーズに対応。半導体・自動車部品関連企業や東北全域への配送を手がける卸小売業者など、複数のテナント企業の入居を想定している。

1区画2450m2から最大10テナントが入居でき、各区画には事務所を設置することもできるなど、テナント企業のさまざまなニーズに対応。また、「中車路」を設けることで、天候の影響を受けずに荷物の積み下ろしができるようにする。

<位置図>
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建設地は東北自動車道「北上金ヶ崎IC」から400mと近接。北上金ヶ崎ICから北へ3km地点には秋田自動車道の分岐点となる「北上JCT」があり、東北全域や関東へのアクセスが容易なため、物流エリアの広域化・複雑化が進む中で、テナント企業のニーズに応えることが可能な立地。

あわせて、JR東北本線「六原駅」まで3km、東北新幹線・東北本線「北上駅」まで7.5kmと、職住近接の就労環境が整っている。

■DPL岩手北上II
所在地:岩手県北上市相去町大松沢1-117
交通:東北自動車道「北上金ヶ崎IC」から400m、JR東北本線「六原駅」から3km
敷地面積:4万7874.19m2
延床面積:3万2500m2
賃貸面積:2万8900m2
構造・規模:鉄骨造 平屋建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:大和ハウス工業
着工予定:2月1日
竣工予定:9月下旬
入居予定:10月上旬
総投資額:50億円

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