商船三井ロジスティクスは1月25日、欧州地域統括法人・MOL Logistics Holding (Europe) B.V.が、アラブ首長国連邦(U.A.E.)のドバイに駐在拠点を開設したと発表した。
ドバイは、U.A.E.内でアブダビに次ぐ第二の経済規模を誇る都市であり、世界最大の人工港ジュベル・アリ(Jebel Ali)港と、国際ハブ空港として機能するドバイ国際空港を擁し、中東諸国・アフリカ地域への商流・物流の中継都市として機能している。
商船三井ロジスティクスはJebel Ali Free Zone内に駐在拠点を開設し、中東ビジネスの情報収集、湾岸諸国発着貨物、経由貨物の増量、当社ナイロビ支店との連携により東アフリカ諸国向けサービスのより一層の充実を図るとしている。
なお、同社は中期経営計画において新興地域への積極的な展開を掲げており、2017年5月のナイロビ支店開設、2018年4月のスリランカ現地法人開設、同年5月のオマーンでの新代理店契約に続き、物流のハブとしての優位性を持ちアフリカとの結びつきが強いU.A.E.でビジネス拡大に注力する。
■概要
名称:MOL Logistics Holding (Europe) B.V., Dubai Representative Desk
所在地:Office No.LB182301,Jebel Ali Free Zone Dubai, U.A.E.
(MOL Middle East FZE 本社事務所内)
開設日:2019年01月20日
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