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東海環状自動車道/大安IC~東員IC間が3月17日開通

2019年02月06日/3PL・物流企業

中日本高速道路(NECO中日本)は2月6日、東海環状自動車道 大安IC~東員IC間が3月17日に開通すると発表した。

<開通区間>
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東海環状自動車道は、愛知・岐阜・三重3県の各都市を環状に連結し、新東名・新名神高速道路や東名・名神高速道路等と一体となって、広域的なネットワークを形成する延長約160kmの高規格幹線道路。

今回の開通により、全区間の約6割(約93㎞)が開通することになる。

ストック効果として、工業団地に多数立地している自動車関連企業が、製品を愛知県三河方面へ輸送するため、高速道路の定時性を重視した多頻度輸送を実施。大安IC~東員IC間の所要時間が約5割短縮され、輸送効率が約2割向上するなど企業の生産性が向上するとしている。

いなべ市立地企業の声では、「ジャストインタイムの物流のため、高速道路は料金がかかるが定時性が高く、配送計画が立てやすくなる等、利用するメリットの方が大きい」、「製品輸送に1日あたり150往復のトラックが走行しており、東員IC開通時には燃料費や人件費といったコスト低減による生産性の向上効果を実感した。大安ICの開通にも期待している」等。

<今後の開通予定>
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なお、東海環状自動車道(西回り)工事進捗状況では、(北勢IC)~大安ICが2024年度開通見通し、(大野・神戸IC)~大垣西ICが2019年度開通見通し、関広見IC~(高富IC)が2019年度開通見通しとなっている。

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