トラボックスは2月22日、船井総研ロジと業務提携し、中小運送会社業務支援システム「トラじろう」の利用社拡大と促進を図ると発表した。
これまでトラック保有台数の多い大手トラック運送会社向けに展開されていた「トラック配車システム」とは異なり、「トラじろう」は、全運送事業者の99.9%を占めるという中小零細トラック運送会社のニーズに沿った形で提供している。
「トラじろう」は、受注管理・配車管理・ドライバー報告機能・日報作成・請求書発行が主な機能。特徴には、「トラボックスの月間平均10万件を超える求荷求車サービスの情報とワンクリックで連動」「配車状況を一目で確認・把握」「事務所内だけではなく、外出先や自宅でも配車状況を確認」「一元管理により、請求書を一括発行」などがある。
船井総研ロジとの業務提携により、「トラじろう」導入について新サービスを提供するとともに、3月1日より利用料金を設定し有料化となる。
料金プランの船井総研ロジスペシャルプランは、中小トラック運送会社への訪問による「トラじろう」の初期設定を代行し、利用方法の指導を行うサービスになる。また、「IT導入補助金」の対象となっているので、初期費用(含、初年度利用料金)の1/2の負担にすることができる(ただし、申請には審査が必要)。