三菱商事都市開発は3月1日、埼玉県上尾市で開発計画を進めていた物流施設「MCUD 上尾」を着工した。
「MCUD 上尾」は、主要幹線道路である上尾道路(国道17号線)に接道し、首都高速埼玉大宮線「与野」IC、圏央道「桶川北本」IC、東北自動車道「岩槻」ICの3か所のICへのアクセスが可能な立地に所在している。また首都圏を環状に結ぶ国道16号線へも至近に位置しており、大消費地である埼玉県・東京都心部を中心に、首都圏の広域配送に適した立地だ。
機能面では、ワンフロア約5000坪を確保した5階建のマルチテナント型物流施設。上り下り専用のランプウェイにより、5階を除く各階に直接トラックが乗入可能であり、有効天井高5.5m、積載荷重1.5t/㎡と標準的な仕様を備えた汎用性の高い物流施設としている。施設内には共用のラウンジを設置し、働きやすい環境づくりにも配慮している。
■概要
所在地:埼玉県上尾市大字中新井
交通:首都高速「与野」IC約7.4㎞
圏央道「桶川北本」IC約8.6㎞
JR 高崎線「上尾」駅・「宮原」駅約3.8㎞
敷地面積:約4万6206.8m2
延床面積:約9万2024.0m2
構造・規模:鉄骨造 地上5階
設計・施工:新日鉄住金エンジニアリング
竣工時期:2020年夏(予定)