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泉北高速鉄道/大阪府茨木市で4.9万m2の物流施設建設

2019年03月01日/物流施設

南海グループの泉北高速鉄道は3月1日、大阪府茨木市の北大阪トラックターミナルで、新1号棟の建設に着手すると発表した。

<北大阪トラックターミナル新1号棟>
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新棟は地上4階建て延床面積4万9000m2で、2020年春の竣工を目指し、3月5日に安全祈願祭を執り行う。

1・2階が幹線輸送を行うトラックターミナル(接車バース71台分)、3・4階が荷主の配送センター(32台分)という複合的な物流施設で、1・2階にはトナミ運輸、第一貨物、久留米運送の特別積合せ貨物運送事業者3社が、3・4階には食品卸事業者の旭食品が入居を予定。

特別積合せ貨物運送事業者3社は、以前から幹線便の共同運行などで連携しており、新施設への入居によってさらなるネットワークの強化を図る。荷主の旭食品は、交通の結節点となる新施設に拠点を配置することで、近畿エリアでの物流機能を強化する。

<北大阪トラックターミナルの位置図と拡大図>
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北大阪トラックターミナルは、都心部から10㎞の高速道路や主要幹線道路に近接する北大阪流通業務団地内に位置し、24時間365日稼働が可能な関西圏で希少な大規模流通業務の適地。

泉北高速鉄道は、公共性の高いトラックターミナル機能を堅持しつつ、配送センターなどの物流施設が集積することで、北大阪が関西圏の一大物流拠点となることを目指しており、北大阪トラックターミナル新1号棟をその起点となる施設として位置付けいている。

■北大阪トラックターミナル新1号棟の概要
所在地:大阪府茨木市宮島2
完成予定:2020年4月
延床面積:4万9000m2
構造:地上4階建(1~3階 柱RC造、梁S造、4階S造)
環境対応:LED照明、外壁サンドイッチパネル、屋根遮熱塗装、屋上緑化

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