中国電力は3月25日、IoT技術搭載のマルチシェアリングロッカーを活用したシェアリングサービス「ぐっとずっと。シェア」の実証を、2019年夏を目途に開始すると発表した。
このサービスは、全国規模でサービスを展開するメルカリやアップリカ・チルドレンズプロダクツ、ウェザーニューズなどの事業者と提携し、不特定多数が利用可能なマルチシェアリングロッカーを介して、利用者が所有する物品の回収・配送や、受け渡し、機器レンタルなどを行うもの。
中国電力がフルタイムシステム、伊藤忠都市開発と共同開発しているマルチシェアリングロッカーを活用し、メルカリで取引成立した商品の回収・梱包・発送といった業務の代行や、アップリカ・チルドレンズプロダクツが販売するベビーカーなどのレンタル、地震や豪雨といった非常災害時にウェザーニューズが配信する災害情報の表示といったサービスを提供する。
ロッカーはフルタイムシステムが24時間監視し、遠隔での利用者対応やロッカー用途の変更、ロッカー・商品のメンテナンスを行う。
まずは、中国地域内の商業施設にロッカーを設置し、利用者のニーズやサービス内容の検証を進めていく。
■「ぐっとずっと。シェア」の実証概要
実証開始日:7月頃(予定)
設置場所:中国地域内の商業施設
マルチシェアリングロッカーの仕様(予定):7列・複数BOXタイプ、幅3500mm×高さ1800mm×奥行600mm
協力企業:アップリカ・チルドレンズプロダクツ
伊藤忠都市開発
ウェザーニューズ
エコバックスジャパン
フルタイムシステム
ホワイトプラス(リネット)
マキテック
メルカリ
(五十音順)