国土交通省は3月28日、世界最高水準の生産性と良好な労働環境を有する「AIターミナル」の実現に向けた取り組みを行っているが、このほど「 AIターミナル」の実現に向けた具体的な目標と工程を策定し発表した。
「AIターミナル」の実現に向けた具体的な目標と工程は、我が国コンテナターミナルにおいて、ゲート処理及びターミナル内荷役の効率化を図ることで、世界最高水準の生産性と良好な労働環境を有する「AIターミナル」を実現する。
これにより、2023年度中に、コンテナ船の大型化に際してもその運航スケジュールを遵守した上で、外来トレーラーのゲート前待機をほぼ解消することを目指す、としている。
なお、大型コンテナ船の寄港の増加による荷役時間の長期化や、コンテナターミナルのゲート前渋滞の深刻化に対応するため、コンテナターミナルの生産性を飛躍的に向上させる必要があった。
このため、国土交通省は 、「AIターミナル」の実現に向けた各種取り組みを行うこととしており、今回の具体的な目標と工程を策定したもの。