エーアイテイー(AIT)が4月10日に発表した2019年2月期決算の業績は、売上高277億8300万円(前年同期比10.6%増)、営業利益15億4300万円(3.1%増)、経常利益17億300万円(7.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益11億6700万円(6.1%増)となった。
日本の売上高は219億6200万円(8.5%増)となり、営業利益は主に営業原価や販売費及び一般管理費等の増加の影響から8億7600万円(6.6%減)となった。
中国の売上高は51億9100万円(12.5%増)、営業利益は6億5800万円(7.5%増)と前年同期を上回ることとなった。
タイの売上高は8500万円(1.1%増)、営業活動での費用が嵩み、営業損失は1200万円(前年同期は営業損失700万円)。
なお、3月1日を効力発生日とし、AITを株式交換完全親会社、日新運輸を株式交換完全子会社とする株式交換を行い、日新運輸がグループに加わった。これにより、グループでの日中間の海上輸送での規模の拡大が図れ、さらに検品・検針・加工業務といった輸出入の付帯業務までをグループで請け負え、顧客へより充実したサービスが提供できる環境となった。
来期は、売上高500億円(80.0%増)、営業利益16億5000万円(6.9%増)、経常利益19億6000万円(15.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益12億5000万円(7.1%増)を見込んでいる。
エーアイテイー/3~5月の売上高2.6%減、営業利益0.7%減