LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





日本ミシュラン/トラック・バス用ワイドシングルタイヤレンタル開始

2019年05月16日/IT・機器

日本ミシュランタイヤは5月15日、トラック・バス用ワイドシングルタイヤ「MICHELIN X One(ミシュラン エックスワン)」のレンタルプログラムを6月3日より開始すると発表した。

<ワイドシングルタイヤ装着イメージ>
20190516micheran 500x348 - 日本ミシュラン/トラック・バス用ワイドシングルタイヤレンタル開始

「MICHELIN X One」は、トラックの後輪に装着されている2本(ダブルタイヤ)を1本にするというコンセプトで1車軸当たり約100kgの軽量化を達成し、車両の輸送効率向上と環境負荷低減に貢献するトラック・バス用ワイドシングルタイヤ。

「X One」導入により、軽量化による積載量増加や燃費の改善、メンテナンス時間短縮、操舵性向上によるドライバーの疲労低減などの効果が期待できる。

「MICHELIN X One」の使用経験がないユーザーを対象とし、この製品を2か月間試すことができるレンタルプログラムを実施するもの。

実際の装着事例として、荒木運輸の荒木靖郎社長は「弊社では2015年11月に『MICHELIN X One XDN2』 455/55R22.5 装着以降、タイヤ交換せず走行距離40万キロを達成した。それまでのダブルタイヤ仕様のミシュランタイヤ使用時の平均寿命30万キロ弱(関西から関東の食品輸送車両)と比べてタイヤ寿命が20%以上も伸びたことになる。ミシュランタイヤ使用以前は他社のダブルタイヤを使用しており寿命は20万キロ前後。ドライバーからは旋回時のハンドリング性が向上したと評判も良く、積載効率向上に加えて長寿命効果でタイヤ交換の頻度が減り、メンテナンス作業時間低減、作業員の疲労軽減にもつながり、労働環境向上につながるタイヤだと実感している。今後、新車購入時にもMICHELIN X Oneを装着したいと考えている」とコメント。

日本ミシュランタイヤのB2Bタイヤ事業部、尾根山純一エンドユーザーマーケティングマネージャーは「ダブルタイヤを1本にするという独自のコンセプトが市場に浸透するにつれ『購入前により具体的に装着イメージを持ちたい』『自社でも効果が出るか、まず試してみたい』という声も聞かれるようになった。このレンタルプログラムを通じて製品のメリットや効果を体感できるものと考えている」と話している。

■「MICHELIN X One」レンタルプログラム概要
実施期間:6月3日~12月31日
タイヤサイズ:455/55R22.5 アルコア製ホイル付き
タイヤパターン:「MICHELIN X One LINE GRIP D」「XZY3」「MULTI Energy T」より選択
タイヤ本数:4本以上
価格:8000円×本数 例:タイヤ4本・ホイル付 32,000円(税別)
試用期間:2か月間

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース