信越化学工業は5月21日、メチレンクロライドとクロロホルムの国内販売価格を、6月1日出荷分からともに1kg当たり20円以上値上げすると発表した。
メチレンクロライドとクロロホルムは、塩素系溶剤として国内で底堅い需要があるが、2019年に入って主原料の工業塩と天然ガスの価格や電力価格が高騰し、製造コストが上昇。
また、輸送コストも上昇し、事業採算が著しく悪化しており、現在の価格水準で採算を確保することが困難と判断した。
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2019年05月21日/SCM・経営
信越化学工業は5月21日、メチレンクロライドとクロロホルムの国内販売価格を、6月1日出荷分からともに1kg当たり20円以上値上げすると発表した。
メチレンクロライドとクロロホルムは、塩素系溶剤として国内で底堅い需要があるが、2019年に入って主原料の工業塩と天然ガスの価格や電力価格が高騰し、製造コストが上昇。
また、輸送コストも上昇し、事業採算が著しく悪化しており、現在の価格水準で採算を確保することが困難と判断した。