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CRE/大阪府交野市に8万m2のマルチテナント型物流施設開発

2019年05月24日/物流施設

シーアールイー(CRE)は5月24日、大阪府交野市でマルチテナント型物流施設「ロジスクエア大阪交野」の開発に着手しているが、その概要を発表した。

<ロジスクエア大阪交野 完成イメージ>

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「ロジスクエア大阪交野」の開発予定地は、大阪府交野市の西部に位置し、枚方市、寝屋川市との市境に程近い工業地域に立地。第二京阪道路「交野南」インターチェンジより約 800m、「寝屋川北」ICより約2kmに位置し、幹線道路へのアクセスにも優れている。

第二京阪道路は近畿自動車道「門真」JCT(大阪府門真市)から「久御山」JCT(京都府久世郡久御山町)を結ぶ内陸物流の大動脈であり、2010年の全線開通以降、沿線自治体の人口も増加傾向にある。

開発予定地は大阪市内への配送はもとより、近畿自動車道、中国自動車道、阪神高速道路の利用により関西エリア全域をカバーする広域物流拠点立地として最適な立地。

なお、2023年度には「交野南」ICより北へ約10kmの「京田辺」JCTにおいて第二京阪道路と新名神高速道路が接続予定であり、さらなる交通利便性の向上が期待できる。またJR学研都市線の快速停車駅である「星田駅」より約1㎞、京阪交野線の「河内森駅」より約1.5kmと複数鉄道路線駅から徒歩圏内にあるため、雇用確保においても優位な立地。

「ロジスクエア大阪交野」は 3万5652m2の敷地に地上4階建て、計画延べ面積 8万226m2の大型物流施設として開発する予定で、2019年11月に建設工事に着手し、2021年1月の竣工を予定している。

施設のマスタープランとして、ワンフロアが約5200坪、2階及び3階部分へ大型車両が直接乗り入れ可能なランプウェイを設け、トラックバースを1階、2階及び3階に備えるマルチテナント型の施設。

ランプウェイは上り専用と下り専用をそれぞれ設置し、建物内中央車路の両サイドにトラックバースを設ける計画。倉庫部分の基本スペックとして、床荷重は 1.5t/㎡(2.0t フォークリフト対応可)、有効高さは各階6.0m、平均照度は300ルクスを予定している。

なお、テナント区画としては最小で約1200坪からの分割が可能となっており、最大で12テナントの入居を予定している。複数企業が入居するマルチテナント型物流施設としての機能性・汎用性を兼ね備え、CREの基本スペックを満足しうる施設とする。

■開発プロジェクト概要
施設名称:ロジスクエア大阪交野
所 在 地:大阪府交野市星田北
土地面積:3万5652m2
用途地域:工業地域
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模:鉄骨造 地上4階建て
延ベ面積:8万226m2(予定)
着工:2019年11月(予定)
竣工:2021年1月(予定)

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