中日本高速道路(NEXCO中日本)は5月29日、3月17日に開通した新東名高速道路(新東名)の厚木南ICから伊勢原JCTまでの区間(延長約4km)の1か月間の交通状況について取りまとめ発表した。
<新東名高速道路開通後の交通量>
<東名・新東名の交通量の変化>
それによると、開通した新東名(厚木南IC~伊勢原JCT)の交通量は1.1万台/日。並行している東名(厚木IC~伊勢原JCT)の交通量は0.6万台/日減少した。
沿線の物流企業では、「下り方面に向かう車両は、今回開通した区間を利用することで、時間短縮になっている」、「上り方面に向かう車両のうち、伊勢原JCT経由で厚木南ICを流出する車両が増えると、東名の厚木IC出口の渋滞が少し解消するのではと思う」との声が挙がっている。
また、東名・新東名によるダブルネットワークの形成および渋滞緩和により、新東名(厚木南IC~伊勢原JCT)の開通により、圏央道~伊勢原JCT間のダブルネットワークが形成されることになった。
東名(上り)では経路の選択肢が増加し、新東名経由で圏央道を利用することや、厚木ICから厚木南IC利用に交通が転換しているとしている。