日本郵船は8月29日、保有する郵船ロジスティクスの海外子会社株式を郵船ロジスティクスに承継する会社分割(吸収分割)を行うと発表した。
効力発生日は11月1日。
日本郵船が保有するYusen Logistics(Argentina)、Yusen Logistics(Taiwan)、Yusen Logistics(Singapore)、PT. Yusen Logistics Indonesia、PT. Yusen Logistics Solutions Indonesia、PT. Puninar Yusen Logistics Indonesiaの株式を郵船ロジスティクスに一元化し、より事業実態に即した資本構成とすることで、グループ各社の権限の明確化と機動的な事業経営の実現につなげる。
これら海外子会社6社に対しては、日本郵船がNYKロジスティクスとして展開してきた国内物流事業を2010年に郵船ロジスティクスへ集約した後、2011年に海外物流事業を同社に統合したことで、日本郵船と郵船ロジスティクスの両社が出資する状況となっていた。