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ヤマト運輸/宅急便キャッシュレス決済に割安な新運賃適用

2019年09月04日/SCM・経営

ヤマト運輸は9月4日、10月1日からの消費税率引き上げに合わせて、運賃のキャッシュレス化を促進するため、新たに「キャッシュレス決済運賃」を設けると発表した。

宅急便と宅急便コンパクトの運賃を電子マネーなどで支払う場合、キャッシュレス決済運賃は現行の基本運賃に消費税率10%を乗じた1円単位、現行の基本運賃は消費税率10%を乗じて1円単位を切り上げた10円単位と、キャッシュレス決済を割安に設定する。

また、デジタル送り状の活用促進に向けて、店頭端末「ネコピット」などで発行したデジタル送り状を利用して、直営店持ちこみやドライバー集荷で宅急便を発送する場合などに適用される「デジタル割」の割引額を、現行の50円から60円に引き上げる。

宅急便送料に利用できるヤマト運輸独自のプリペイド型電子マネー「クロネコメンバー割」についても、1回あたりのチャージ下限金額を現行の5000円から3000円とし、より気軽に利用できるようにする。

そのほか、宅急便センターでの荷物受け取りを促進するため、「宅急便センター受け取りサービス」の割引額を現行の54円から60円に引き上げる。

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