PacPortは9月12日、誤配送やなりすまし受け取りの防止に寄与するスマート宅配ボックス「PacPort」を開発したと発表した。
<PacPort>

<利用の仕組み>

同日、クラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」で先行予約販売を開始した。募集期間は11月29日まで、価格は3万9800円(税・送料込み)。
新製品は、ユーザーがECサイトで商品購入後に受け取る注文確認メールに記載された荷物の追跡番号を解錠鍵として利用することで、荷物の誤配送を防止。内蔵カメラが投函された荷物を撮影し、瞬時に写真を荷受人に送信する機能も備えており、投函時の不正動作を防止することができる。
同一受取人宛ての荷物なら、最大3つまで投函可能。荷受人は取引の都度生成される期限付きQRコードでボックスの開閉を管理する仕組みになっており、なりすまし受取への不安も解消できる。
また、今後はフリマ事業者の取引システムと連携し、自宅にいながら落札商品を発送することも可能になる。
■製品概要
寸法:幅400mm×奥行500mm×高さ600mm
材質:金属、防雨・防塞・UVカット対応
色:シルバー
付属品:扉ハンドル(マクアケ限定標準装備)