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オープンロジ/越境EC物流会社と業務提携、越境EC支援強化

2019年10月10日/SCM・経営

オープンロジは10月10日、国際物流サービスを展開する4PX EXPRESS JAPAN(4PX)と、グローバルな配送網構築を通じた越境EC支援の強化を目的に業務提携し、日本から米国への割安な配送サービスを提供開始した。

<連携で実現すること>

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<左が4PX EXPRESS JAPANの謝 代表、右がオープンロジの伊藤代表>

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提携により、オープンロジの倉庫管理システム(WMS)が4PXの越境物流サービスに対応したとともに、4PXの日本国内倉庫がオープンロジ提携倉庫に加わった。

今回の連携で、オープンロジ利用者へ米国向けに安価な発送サービスの提供が開始となる。オープンロジ利用者へ4PXが提供する米国向けの安価な発送サービスを提供開始する。EMSより割安な料金で、米国を中心とした海外発送が可能となる。

オープンロジのWMSが4PXの越境物流サービスと連携。倉庫側の管理が効率化する。オープンロジのWMSが連携するキャリアに4PXが加わり、倉庫内の効率的なオペレーション構築・荷物追跡情報の管理などがより便利に実施可能となる。

また、WMSは、提携倉庫以外へのシステム単体での提供も可能。利用により海外配送複数キャリアの送り状が簡単に発行できるため、倉庫会社は従来の手書き作業から解放され、より効率的に海外発送業務を行うことが可能となる。

また、4PXの国内倉庫がオープンロジ 提携倉庫に加わる。大阪府内の4PX倉庫1か所が新たに提携倉庫となった。今後も倉庫網を順次拡大予定だ。

なお、越境ECは継続的な伸びが予想される一方で、手間のかかる海外配送が事業者の課題となっていた。オープンロジも以前よりEMS等を用いた海外発送代行を通じて、国内事業者の越境ECを物流面から支援してきたが、需要の高まりを受け一層の支援強化の必要性を感じていたもの。

そこで世界27か国に海外拠点を持ち数々のECプラットフォームで越境物流支援実績を持つ4PXと業務提携し、新たな配送サービスの提供等を通じて支援強化を実現したもの。

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