日本通運は10月15日、岩手県北上市に「北上3号倉庫」を建設し、9月26日に竣工させたと発表した。
<北上3号倉庫>

新倉庫は、東北自動車道「北上江釣子IC」まで4km弱の立地。全面高床でドックレベラーを設置しており、海上コンテナの接車が可能なほか、3分割された各倉に空調設備を完備し、定温での運用が可能となっている。
また、倉庫の床面耐荷重は5トン/m2で、重量品の保管にも対応しており、半導体関連製品を中心とした保管・配送を行う計画だ。
岩手県北上エリアは、半導体関連産業の集積が進み、北東北の物流ハブとして位置
付けられている地域。日通は、現中期経営計画で半導体産業に注力しており、IoTの進展で用途の拡大が期待される同産業への取り組みを強化している。
【新倉庫の概要】
所在地:岩手県北上市流通センター615-2
敷地面積:6600.00m2
構造:鉄骨造平屋建て(事務所併設)
延床面積:2458.45m2(庇365.00m2、事務所:78.65m2)
稼働開始:10月
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