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川崎汽船/4~9月、ONEの収益改善などで黒字化

2019年10月31日/決算

川崎汽船が10月31日に発表した2020年3月期第2四半期決算によると、売上高3723億9600万円(前年同期比10.5%減)、営業利益110億6500万円(前期は123億2100万円の損失)、経常利益133億7300万円(前期は213億2900万円の損失)、親会社に帰属する四半期純利益163億1100万円(前期は245億8100万円の損失)となった。

セグメント別の業績は、ドライバルクが売上高1163億円(11.9%減)、経常利益2億円(90.5%減)。エネルギー資源が売上高438億円(4.3%増)、経常利益46億円(180.5%増)。製品物流が売上高1949億円(13.5%減)、経常利益105億円(前年同期は231億円の損失)だった。

製品物流セグメントでは、自動車船事業が運航効率の改善や運賃率の修復、船隊規模の最適化といった収支改善の取組みによって黒字転換したほか、コンテナ船事業を手掛けるONE(OCEAN NETWORK EXPRESS)が積高・消席率の回復、北米の長期契約運賃の改善、貨物ポートフォリオ改善、航路改編・合理化による運航費削減などの収支改善への取組みによって黒字化し、全体の黒字化に寄与した。

通期は、売上高7400億円(11.6%減)、営業利益60億円、経常利益50億円、親会社に帰属する当期純利益110億円を見込んでいる。

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