ブリヂストンは1月31日、トラック・バス用低燃費タイヤ「ECOPIA M801II(エコピア エムハチマルイチ ツー)」と、舗装路・高速走行向けのトラック・バス用オールシーズンタイヤ「M888(エムハチハチハチ)」を、2020年3月に発売すると発表した。
< ECOPIA M801II >
「ECOPIA M801II」は13サイズを展開する。ゴムと補強材の配置を均一化させる新たなトレッドゴム技術「ハイパーエココンパウンドII」と、ひずみエネルギーを抑制させる新ベルト構造「エネルギーセイビングベルト」を採用し、タイヤの摩耗ライフ性能を維持しながら転がり抵抗を低減させることで、さらなる低燃費性能を実現した。
主に大型トラックの前輪や大型バスに使用される295/80R22.5サイズは、ショルダー部をリブ(縦溝)化し、路面との接地面を最適化した新パタンを採用することで、偏摩耗の抑制を図った。
< M888 >
「M888」は16サイズを展開。タイヤの接地面のブロック変形を抑制し、接地圧を均一にする新たなトレッドパタン「アドバンスドコンタクトパタン」を採用することで、「M890」対比摩耗ライフ性能を20%向上させている。
さらに、ブロック剛性とブロックの大きさを最適化することでエッジ効果を向上させるとともに、ウェット性能を確保。また、空気の透過性をブロックするインナーライナーによって優れたケース耐久性を確保し、一部のサイズで2回リトレッドを実現している。