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日本郵便/4~12月期の売上高2.3%減の2兆9293億円

2020年02月14日/決算

日本郵政が2月14日に発表した日本郵便の2020年3月期第3四半期の業績は、売上高2兆9293億円(前年同期比2.3%減)、営業利益1617億円(17.5%増)、経常利益1531億円(12.3%増)、四半期純利益1359億円(9.7%増)となった。

<営業利益の増減分析(前年同期比)>

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郵便・物流事業では、取扱数量は、ゆうパックが0.6%増(うち、ゆうパケットは18.7%増)、 ゆうメールが1.8%減、郵便物は0.5%減だった。

売上高は、ゆうパケットの数量増と単価見直しの影響による荷物分野の収益拡大が続き、124億円(0.8%)の増収となった。

コストコントロールの取組等による営業費用の減少が続き、営業利益は前年同期比323億円(37.3%増)の増益となった。

<取扱数量の推移>

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取扱数量は、ゆうパックが微増を続けている。郵便物は微減傾向が続いている。

<事業別営業損益(EBIT)の推移>

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国際物流事業では、売上高は、豪州経済減速や米中貿易摩擦などの外部環境の悪化により、主にフォワーディング事業の取扱量が減少し、前年同期比5100万豪ドル減(0.8%、円ベースでは為替影響により9.0%)の減収。

売上高が低迷する中、人件費増により営業費用が1億700万豪ドル(1.7%)増加(円ベースでは為替影響により6.8%減少)し、営業損益(EBIT)は7800万豪ドルの赤字を計上した。

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