クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は2月13日、東急不動産が埼玉県白岡市に建設した新築物流施設「LOGI’Q白岡」の賃貸借を仲介し、全棟利用するテナントとしてトランコムを誘致したと発表した。
<トランコムが1棟借りしたLOGI’Q白岡>
<トラックバースは1・2階に配置>
<施設内は休憩所などのアメニティが充実>
LOGI’Q白岡は、地上4階建て延床面積1万4000坪のマルチテナント型物流施設として、2019年10月に竣工。東北自動車道「久喜IC」から4km、圏央道「白岡菖蒲IC」から4.4kmとアクセスが良く、白岡工業団地内の工業専用地域にあるため365日24時間操業が可能な物件だ。竣工と同時にトランコムが1棟借り契約し、同社の旗艦センターとして利用している。
LOGI’Q白岡への入居について、トランコム営業開発グループの西本 美央マネージャーは「LOGI’Q白岡は、当社が目指す“はこぶ”仕組みの構築を実現していく上で、関東圏における基幹拠点のひとつになる。40フィートコンテナの接車とデバンニング作業の効率化のため、バースを部分的にカスタマイズし、マルチ型物件ながらも貨物特性に合わせた仕様となるよう、柔軟に対応してもらった」とコメント。
賃貸借を仲介したC&Wロジスティクス&インダストリアル サービス部門の前田 謙アソシエイト・ディレクターは「倉庫の現状変更などについて、オーナーの東急不動産と打ち合わせを重ねる中、前向きで柔軟に対応してもらったことで、テナントにとって利便性の高い施設を用意することができた。C&Wは今後もすべての物流市場の顧客に対して、魅力的な提案を行っていく」と述べた。
■LOGI’Q白岡
所在地:埼玉県白岡市篠津字立野834-3他(地番)
敷地面積:6551坪
延床面積:1万3950.92坪
階数:地上4階建
竣工:2019年10月(竣工済)