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エスライン/20億円投じエスラインギフが新物流センター開発

2020年02月25日/物流施設

エスラインは2月25日、子会社のエスラインギフが、グループ各社が得意とする業務分野や今までに培ったノウハウを有機的に結合した新物流センターを建設すると発表した。

<完成・稼動イメージ図>

20200225sline - エスライン/20億円投じエスラインギフが新物流センター開発

新物流センター用の土地は、愛知県丹羽郡大口町豊田3丁目3番、5番の880m2、愛知県丹羽郡大口町豊田3丁目6番の1546m2、愛知県丹羽郡大口町豊田3丁目7番の941m2、愛知県丹羽郡大口町豊田3丁目8番の1281m2、愛知県丹羽郡大口町豊田3丁目9番の2708m2の計7356m2。

エスラインギフは、専ら小口貨物を中心とした集配と幹線輸送を行っているが、今般、新物流センター建設予定地区を担当している支店の施設が老朽化したこと、また、他支店と集配地区が一部重複していたことにより、集配エリアの再編が必要となってきていた。

また、専ら専門輸送・物流加工業務を中心に行っている事業会社であるエスライン各務原は、既設の大口営業所において大手量販店の商品保管・加工作業・店舗配送等の業務を行っているが、同施設が狭隘となってきていた。

よって、両事業会社が抱えている諸問題の解決、同地区での各々事業会社での設備投資抑制、また、お互いの社員が連携をとりながら、効率的な業務の遂行を図るべく、エスラインギフが土地を取得し、新物流センターを建設することにしたもの。

同施設では、エスラインギフとエスライン各務原が有機的に結合し、互いの特性を活かしながら、共同で新物流センターを運営していくことにより、新たな物流サービス事業(3PL)の展開ならびに作業領域・業容の拡大等を推進する計画だ。

今後の予定と見通しでは、この物流センターは、2020年6月から着工し、2021年3月末完成後、2021年4月1日より稼動開始の予定。

■新物流センターの概要
名称:(仮称)エスラインギフ 大口物流センター
所在地:愛知県丹羽郡大口町豊田3丁目
規模:鉄骨造3階建(事務所は5階建)
倉庫面積 9778.15m2
土地:7356m2
用途:保管・物流加工・配送に至る一貫物流サービスを提供する物流センター
投資額:20億円(土地・建物・機械設備等を含む)
資金計画:自己資金
稼動日:2021年4月
予想売上高:16億円(年間)

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