日本通運は2月25日、日本発モロッコ・カサブランカ、タンジェ向けの航空混載サービスとして、フランス・パリ経由のクロスボーダー輸送サービス「NEX-FORWARDING ジブラルタルライナー」を発売開始した。
<日本発からのモデルスケジュール>

「NEX-FORWARDING ジブラルタルライナー」は、日本の空港からパリへ航空輸送を行い、転送手続後、パリからトラック輸送でモロッコ(カサブランカ・タンジェ)の日通拠点まで所要日数6~10日で輸送し、配達する輸送サービス。
日通はモロッコに営業拠点を持つ唯一の日系フォワーダーとして、パリ-モロッコ間の輸送はすべて日通で手配を行い、発着地でサポートすることにより、顧客に安心のサービスを提供する。
サービスの特長は、直行便の少ないモロッコ向けに比べ、運航便数の多いパリ向けのスペースを活用することで、安定したスケジュールを実現する。従来のモロッコ向け直送の航空輸送と比べ、安価なコストで輸送が可能。モロッコは直行の貨物便が少ないことから、背高・長尺貨物の輸送が困難な仕向地だが、複数の貨物便が就航しているパリ向けのフライトとパリからモロッコまでの日通手配による大型トラックを組み合わせることで、背高・長尺貨物輸送の問題を解決する。