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野村不動産/「Landport厚木愛川町」竣工、「習志野」16日竣工

2020年03月13日/物流施設

野村不動産は3月13日、神奈川県愛甲郡愛川町で建設を進めていた「Landport厚木愛川町」竣工したと発表した。

<Landport厚木愛川町>

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<1Fの内観>

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<6Fの車路>

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野村不動産が2017年12月に発表したLandport投資計画の全9棟の内6棟が竣工し、3月16日には、「Landport習志野」も竣工する予定だ。

「Landport厚木愛川町」のテナントはすでに1、2、5階に入居するアサヒロジをはじめ、ほかの数社も決まっていることから、竣工前満床稼働が決定している。

立地は、圏央道「相模原愛川IC」から約3.6㎞、JR相模線「原当麻」駅から約4.4㎞。横浜エリアや首都圏をはじめ、東名・中央・関越方面へのアクセスも良好。「Landport厚木愛川町」の周囲には、他の大型物流施設が集中している地域でもある。

<危険物倉庫の内部>

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「Landport厚木愛川町」は日本国土開発と共同開発したもので、その特徴的なところは、約754.00m2の「危険物倉庫」を併設している点だ。一般倉庫と隣接しているだけに、多種多様なテナントのニーズに応えられるとしている。区画は4区画用意している。

また、1階の梁下有効高さを6.5mとし、高積み可能な高さとし、保管能力を高めている。2階から6階は通常の5.5mとしている。

さらに、人手不足、自動化の流れから、テナントからは省人化を目指す動きも強く、自動化のための電力供給の増大化も図っている。

<1Fのカフェテリア ウッドデッキ風の部分>

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<5Fのカフェテリア>

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<6Fのドライバー休憩室>

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アメニティ面でも快適な労働環境を実現している。カフェテリアは1階と6階に設置。それぞれに会議室やWi-Fiや電源も用意している。1階のカフェテリアには建物外部に突き出したウッドデッキ風なコーナーも設置。今後ミニコンビニも設置する予定だ。ドライバーの休憩室も用意されている。

<野村不動産の問田和宏常務執行役員>

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野村不動産の問田和宏常務執行役員・都市創造事業本部長は「Landport厚木愛川町の竣工でLandportシリーズは18棟目となった。テナントのアサヒロジをはじめとしたテナント各社により竣工前満床が決まっていた。協議を続ける中で、それぞれのテナントオペレーションに沿った仕様とし、今後も円滑な立ち上げや継続的な運営改善などに協力・尽力していきたい」と話した。

■概要
名称:Landport厚木愛川町
所在地:神奈川県愛甲郡愛川町中津4036-1
交通:圏央道「相模原愛川IC」から約3.6㎞、JR相模線「原当麻」駅から約4.4㎞。
用途地域:工業専用地域
敷地面積:3万9853.61m2
延床面積:9万5583.77m2
構造・規模:RC造一部S造 免震 地上6階建て ダブルランプウェイ

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