三菱ケミカル物流等/化学品加温施設のサービス拡充

2020年03月13日 

三菱ケミカル物流と日本トランスシティは3月13日、共同出資会社の四日市ケミカルステーション(YCS)がサービスを拡充し、計画的な調達を可能にする総合的なソリューションを提供する体制を整えたと発表した。

YCSは、2019年から加温業務を提供する一方で、より有効なソリューションの提供に向けて市場調査を実施。そのうえで、四日市港のゲート待機時間の短さや充実した補助金制度、中京地区の高速道路網の整備に伴い中部・関西・北陸圏へのアクセスが向上した点に着目し、これらの地域的優位性に加えて、YCSの加温設備、三菱ケミカル物流の豊富な化学品取扱いノウハウ、日本トランスシティが運営するバンプールや危険物倉庫群を有機的に結合させることで、単なる加温業務の実施に留まらない総合的なソリューションサービスを提供できる体制を整えた。

今回拡充したサービスを利用することで、コスト、時間、業務効率化のいずれにもメリットが発生し、化学品の計画的な調達が可能になる。

具体的には、従来タンクヤードで常時加温していた大ロットの化学品を、タンクコンテナを用いて小ロット化し、必要なタイミングで加温後納品することが可能となる。これにより、必要なモノを必要な時に必要なだけ調達することができるほか、加温時間の短縮による製品品質の安定化やエコ物流への寄与といった効果が期待できる。

また、従来は各地で加温した後に中部地区へタンクコンテナで輸送していた化学品については、四日市近隣の保管場所で保管し、必要なタイミングで加温後納品することが可能となり、フレキシブルな原料手配が可能なほか、納品先に加温設備がない場合でも、都合の良いタイミングで加温後に納品することができるようになる。

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