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商船三井/4社体制で運航ビッグデータ分析を推進

2020年03月27日/IT・機器

商船三井は3月27日、船舶の設計と運航支援のシステム開発を行うソフトウェア会社であるNAPA Ltd.(NAPA) と、運航ビッグデータ利活用に向けたプロジェクト「FOCUS」の開発を共同で行うことを合意したと発表した。

これにより、「FOCUS」の開発は、商船三井、NAPA、三井E&S造船およびウェザーニューズの4社体制となる。

NAPAは、日本海事協会の100%出資子会社として、運航モニタリング技術とビッグデータ分析技術に強みを持ち、LNG船をはじめとする商船向けの運航支援ソリューションの提供に多数の実績を有し、商船三井向けにも航海日誌と船舶自動識別装置(AIS)からの取得情報をもとにした推進性能分析サービスを開発した。

「FOCUS」は4社体制となり、各社の実績と知見を集結して、運航データのビッグデータ分析を推進し、顧客にとって使い勝手がよくストレスフリーなサービスの提供を追求していく。商船三井は、引き続き「FOCUS」を通じて、運航データの利活用に共感いただける企業、研究所との業種を超えたコラボレーションを、今後とも積極的に進めていくとしている。

なお、「FOCUS」とは、業種を超えた協創、ICTを活用したデータドリブンな取り組みを通じて更なる安全運航強化・環境負荷低減を実現するプロジェクト。

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