soucoは3月27日、ラサールロジポート投資法人に対し、物流施設の空きスペースをマッチングする「souco物流施設シェアサービス」の提供を開始したと発表した。
<サービス概要>
<シェアサービスを導入したロジポート東扇島B棟>
新サービスは、soucoの物流倉庫マッチングプラットフォームを応用し、マルチテナント型物流施設の入居テナント企業向けに、物流施設の空きスペースを「提供したい」企業と「利用したい」企業の情報をマッチングするもの。
ラサールが運営するロジポート東扇島A棟、B棟、C棟およびロジポート尼崎で、2月28日からサービスを開始。現時点では寄託契約に対応しており、入居テナントは無料で利用できるようになっている。
また、ロジポート東扇島A棟、B棟、C棟とロジポート尼崎では、各棟内での空きスペースの貸し借りのほかにも、soucoが提供する倉庫と荷主のマッチングプラットフォームを経由して、同一施設内でのテナント間での貸し借りや、マッチングプラットフォームに登録する1000以上の企業とのマッチングも可能となる。
これにより、飲料メーカーや小売業など商品の保管量に季節波動のある入居テナントが、閑散期と繁忙期にスペースを貸し借りし、最適な規模の倉庫面積を確保することができるようになる。