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4~6月の輸送機関利用動向/全輸送機関でマイナスの見込み

2020年04月27日/調査・統計

日通総合研究所は4月27日、製造業・卸売業の主要2500事業所を対象とする「企業物流短期動向調査」の3月調査結果を公表した。

<各輸送機関の利用の実績と見通し>

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調査結果は2020年1~3月の実績と、4~6月の見通しに関するもの。

それによると、国内向け出荷量の荷動き指数の動向は、2020年1~3月実績(見込み)がマイナス38で2019年10~12月実績から9ポイント低下。2020年4~6月見通しはマイナス35で、2020年1~3月から3ポイント上昇を見込んでいる。

輸送機関利用の動向については、4~6月見通しについて、3輸送機関で改善が見込まれるものの、全輸送機関でマイナスとなる見込み。

各輸送機関の指数の水準は、一般トラックが1~3月実績、4~6月見通しともにゼロ水準の食料品・飲料を除く14業種がマイナスに。特別積合せトラックでは、1~3月実績で全業種がマイナスなのに対し、4~6月見通しでは食料品・飲料がプラスに転じる。

内航コンテナ・RORO船は、1~3月実績がゼロ水準の消費財卸を除く14業種がマイナスなのに対し、4~6月見通しでは全業種がマイナスに。宅配便、鉄道コンテナ、国内航空では、1~3月実績、4~6月見通しともに全業種がマイナスとなっている。

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