苫小牧埠頭/70億円投資、道内最大級の温度管理型冷蔵倉庫を竣工

2020年05月11日 

苫小牧埠頭は4月28日、北海道苫小牧市に同社が運営を担う温度管理型冷凍冷蔵庫「北海道クールロジスティクスプレイス」を竣工した。

<外観>

<苫小牧国際コンテナターミナルに隣接、新千歳空港に近接した立地>

新倉庫は、苫小牧埠頭、日本政策投資銀行、日本通運、北海道空港、ホクレン農業協同組合連合会が出資する北海道クールロジスティクスプレイス社が建設・保有する施設で、総額70億円を投じて建設した。

苫小牧国際コンテナターミナルに隣接しており、敷地面積は2万8000m2、建屋の規模は地上5階建て(倉庫部分4層)延床面積1万5000m2で、温度管理型冷蔵庫としては道内最大級。竣工後、施設の冷却作業を進めており、5月下旬以降に多温度帯ごとの段階的操業を予定している。

苫小牧埠頭は、苫小牧港における「食」の新たな物流拠点を形成し、道産品の新たな物流モデルを構築することで、食品出荷の平準化や、食品加工業の育成、道内産品の混載・共同化、空港と連携した輸出入体制の強化などの取り組みを進めており、新倉庫をその中核施設に位置付けている。

今後は、道内の幅広い農畜水産品、加工原材料等を中心に長期安定荷主を確保し、事業の円滑な立ち上げを図る方針。

■施設概要
所在地:北海道苫小牧市弁天1(苫小牧国際コンテナターミナル隣接地)
敷地面積:2万8441m2
構造:鉄筋コンクリート造、地上5階建(倉庫は1~4階)
延床面積:1万4738m2
収容能力:2万200トン(冷蔵7500トン、冷凍7700トン、冷凍・冷蔵切替5000トン)
対応温度:冷蔵0~15℃、冷凍-38~-25℃、冷凍・冷蔵切替-25~15℃
鮮度保持機能:CA(Controlled Atmosphere)冷蔵庫2800トン、急速冷凍庫、加除湿装置
省力化設備:自動温度制御、自動倉庫、移動ラック、IT活用等
省エネ・環境対策:外断熱工法、自然冷媒機器(二酸化炭素、アンモニアを使用)等
BCP対策:耐震II類、津波避難場所機能、免震装置、非常用発電機等
総事業費:70億円
着工:2018年8月
竣工:2020年4月28日
稼働:2020年5月下旬(予定)

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